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ものづくりおもしろ実験例

力・運動:牛乳パックで「上皿てんびん」をつくろう!

ポイント

上皿てんびんを手作りすることで、しくみを理解し、使い方に慣れよう。

【用意するもの】牛乳パック(1リットル)、うでになる角棒(40~45cm)、プラスチックのカップ(2個)、ストロー(8本)、竹ぐし(15cm、4本)、ようじまたはくぎ(4本)、丸形端子(電気工事用3-8φ4個)、平ビス(4個)、目玉クリップ(2個)、セロテープ、両面テープ、乾電池(おもり用、2個)

はじめに先生が型紙を適当数用意する。うでになる角棒の3ヵ所に穴をあけて用意する。
(児童の数だけあらかじめ用意しておくとものづくりもスムーズ)
牛乳パックに型紙をあてて、切りぬいたり、穴をあけたりする場所にしるしをつける。牛乳パックの上部を切りはなし、しるしをつけた部分を切りぬいたり穴をあける。
皿(カップ)をのせるたて軸をつくる。
(1)ストロー3本を下図のような長さに切る。
(2)セロテープで固定する。
(3)くぎを使って穴をあける。(同じ高さで8ヶ所)
竹ぐし2本を同じ長さ(14cm)で切り、両端に丸型端子をつけ下のうでをつくる。(長さはうでの支点から力点までを目安とする。)
組み立てる
(1)上のうで(さお)の両側にたて軸をくぎに通し固定する。
(2)牛乳パックの上の穴とうでの中心の穴に竹ぐしを通す。
(3)牛乳パックの下の穴と下のうでに竹ぐしを通す。(このとき下のうでは牛乳パックのまどからと通しておく)
(4)たて軸を下のうでの左右にくぎを使って固定する。(うで、たて軸、下のうでがスムーズに動くようにする)
(5)両側のたて軸の上部に平ビスをはめ固定する。
(6)皿(カップ)を両面テープで平ビスに貼りつける。(完成)
★おもり(電池)を皿にのせてためしてみる。
★目玉クリップを調整ネジのかわりに使用する。