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お知らせ

金環日食の写真を掲載!

2012年5月21日、日本列島の広い範囲で金環日食を観察することができました。天候に恵まれず、観察ができなかった地域もありましたが、弊社の本社所在地である名古屋では、欠けが拡大しつつある間は雲に覆われていたものの、金環食直前に雲が晴れ、後半は観察ができました。
1.自作遮光加工済みの超望遠ミラーレンズとデジタル一眼レフカメラで拡大撮影
  

 
2.木漏れ日の形状変化
 
 
3.光量の変化

露光条件を一定にして撮影を行い、太陽光の量の相対変化を記録しました。
体感的には食の最大時でも薄暗くなった程度でしたが、カメラで見ると光の量が大きく変化していることがわかります。
※撮影条件 18mm 4000/1 F5.6 +1EV
 
次の金環日食は18年後の2030年6月1日に北海道で。その後は2035年に能登半島から関東地方で皆既日食、2041年に近畿・中部地方で金環日食が観測できるといわれています。
今年は6月6日には金星が太陽の中を移動する黒い点になってみえる「金星の日面通過」観察できます。金環日食や皆既日食よりも起こる頻度の少ないとても珍しい天文イベントで、この次に見ることができるのは2117年だそうです。お見逃しなく――