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メタボリックシンドロームってなに?

内臓脂肪が蓄積し、生活習慣病を複数発症した状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼びます。毎日の食事で摂取された脂肪は肝臓で分解されますが、脂肪が多すぎると肝臓での処理が追いつかず内蔵周囲に滞積し、3大生活習慣病と言われる「高血糖、高血圧、高脂血症」を引き起こす原因となり動脈硬化を誘発します。動脈硬化は心筋梗塞、狭心症、脳梗塞といった病気を招きます。いわば、メタボリックシンドロームは「負の連鎖」の始まりなのです。
メタボリックシンドロームにならない為には、今の生活習慣を見直し、自分たちに合った「栄養・運動・休養」をとるように心がけることが大切です。近年、食育基本法が制定され「食育バランスガイド」が公表されました。生活習慣病は低年齢化していると言われ、子供の頃から適切な食習慣を身に付けることも大切です。

セルフチェックをしてみよう!

  • 運動不足である
  • 1日の歩数は1万歩未満
  • 階段を使用することは少なく、エレベーターを使用することが多い
  • 1日中ほとんど動かない
  • 塩分の多いものをよく食べる
  • 食事は満腹になるまで食べる
  • 肉食が多く野菜はあまり摂らない
  • 朝ごはんを食べない
  • 夜食や間食が多い
  • たばこを吸う
  • お酒をたくさん飲む
  • 睡眠不足である
  • ストレスを感じる方だ
  • 睡眠時間が1日7時間以下

5個以上チェックがあると「注意」、10個以上あれば「危険」です。
※あくまで目安です。